SNSの炎上の副作用について

米国のマーケティングの世界では、注目される事が何よりも重要視されます。

日本のテレビCMでは考えられないようなスキャンダラスなテレビCMも海外では普通にあります。

特定の企業をCM内で罵ったり、特定の製品と自社製品と比較し、ライバル製品のネガティブキャンペーンを展開する等、米国流マーケティングの世界では、どんな手段を使ってでも宣伝内容を広く知らしめる事が徹底されます。

また、最初から炎上する事を織り込んだ上で、非常に過激なコピーやセクシャルな映像を流す企業もあります。

「あの企業のネットCMは不快だ」や「あんなSNSのCMを子供に見せては教育上絶対に良くない」等、スキャンダラスな宣伝活動をすれば反動としてのネット炎上がもれなく発生します。>

しかし、米国のマーケティングの世界には「悪評は無名に勝る」とのメンタリティがあり、全く企業や製品が知られていない状態よりも、炎上を通してでも、名前が世界に知れ渡った方がビジネスの利益になると考えられています。

米国本土は勿論、近年ではそういった考え方が日本のネット世界にも流れ込んできました。

炎上マーケティングと呼ばれるトリッキーな宣伝方法も一部に始まっており、一定の成果を出しています。

企業の経営者がSNSで特定企業のネガティブキャンペーンを張ったり、過激な発言をする事は炎上を誘発しますが、それ以上の広告効果を出します。

ただ、予め予想していた範囲を超える高い高い宣伝効果が出るメリットがある反面、明らかに特定の属性の人々への差別、名誉毀損や風評被害を促す宣伝活動になっていれば、まるで逆効果です。

またライバル企業を罵るネガティブキャンペーンは日本人への受けが非常に悪い事もあり、企業体としての宣伝効果は上がったが、副作用として企業としての信用力をお幅に失うリスクが高く、そのマーケティング手段は両刃の剣である側面が強いです。